もっけのさいわい

あると良いな、勿怪の幸い

兜丸が増える話

 

ごきげんよう

ただただ好きなんだと思う。

 

ようこそ兜丸

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我ながら阿呆かと思います。
後悔してないけど。

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よく見る兜丸にしては緑力の高い兜丸。
なんかね、この子だけ売れ残るような気がしてなんだか不憫だったもので。
いや、普通に売れた可能性だってあったけど、目についたんだもの。
稜の分け目(?)がガタガタしてるんですが、そこも個性で良いと思います。

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最初に持ち帰ろうと思ったのがこの子。
上の子と既に我が家に居る兜丸が8稜なんですが、この子は7稜だったのと、他の兜丸(上の子除く)に比べるとお安かったのでね。扁平っこ。

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実生のちびちゃんがお手頃価格で一鉢あったのでお持ち帰り。
谷田見(?)兜×スーパー兜だそうで。ちょっと検索したんですが、谷田見兜の詳細はよく分かりませんでした。

我が家の兜丸

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腰折れしたり、治ったり、花を咲かせたがっている我が家の兜丸の現在がこちら。冬に腰折れたのが嘘のようなぷくぷくさ。よく見ると未だ腰折れ跡の線はあるんだけどね。

この子は2度ほど蕾をつけたところまでは把握しているのですが、咲いているところを見たことがありません。悲しい。

1回目は蕾が大きくなってきたところで何かしらの干渉を受けたのかもげ落ち、2回目は2日ほど家を空けることがあった際、帰ってきたら萎れていたので多分咲いたんだと思います。

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家を空ける前日がこんな感じだったので、多分咲いたとは思うの。見てないけど。

2回のチャンスを潰しているので、次こそ見たいと思ってはいるのですが、すでに次の蕾を蓄えてるような雰囲気をもっているのを見ると、そんな短期間にバンバン花を咲かせようとして体力的に大丈夫なんだろうかと逆に心配しています。
花は見たいけど、それより長生きしてほしいので少しだけ複雑な気持ちです。

兜集合

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夢を見ていいなら、無事夏越し…そして冬…さらに年単位の付き合いになり、いつか自家交配からの実生が出来たら良いなと思っています。

まずはこれからの夏が課題です。

私はこういうふわふわ系サボテンが好きなんだと思います。
ロホホラ属とかね、いつか迎えたいよね。

花が咲いたチランジアから子株が出た話

 

ごきげんよう

無事に子株が出てきました。

 

これからが楽しみな子株

謎チランジア

イキシオイデスの交配だか雑配だかと聞いたのですが、イキシ感の全くない謎チラちゃん(花は紫だった)。

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花が咲いたところの真横というかお隣に行儀よく生えてきました。
今後が楽しみです。そしていつか知識を付けるなり、知識ある方からこのチラの正体を知ることができることを願っています。

ベルゲリ

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現在のベルゲリ。完全に花後ですね。
ちょっと満開時に撮れなかったんですが、

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咲きだしたころの写真は撮ってありました。
このねじれ…これはベルゲリ!! 正真正銘のベルゲリでした!!
疑っていた訳じゃないんですけどね、万が一間違っていたとか…ね、あるかもしれませんしね。すみません、なんかすみません。ありがとうございます!

 

元々子株は出ていましたが、(おそらく)花後に出たものがこちら。

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可愛い。
ベルゲリさんは花を咲かせるためには寒さに当てた方が良いらしいので、冬になっても基本的に外に出しておこうと思います。割とスパルタ環境になると思いますが、これからもよろしくお願いします。

イオナンタ メキシコ

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花が咲きそう! までは覚えているのですが、完全に咲いたところを把握できずに今日まできたイオナンタメキシコ。君は咲いたのか…? 咲け無かったのか…?? めしべやおしべがぴょんっと出たところを見なかったよ???

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そうは言っても子株と思しきものは出てきました。
最初はずんぐりむっくりしてるのね。

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上の子と下の子2つずつ。
イオナンタメキシコはクランプになりやすいらしいので、長い目で見ながらクランプ目指していきたいですね。

夏のビッグバザールへ行ってきた話

 

ごきげんよう

都合がついたので行ってきました!

 

夏のサボテン・多肉植物ビッグバザール

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2回目のビッグバザールです。
今回も朝一で行くことなどせず、しかし前回よりは早めの昼前到着でした。

決して広くはない会場に所狭しと並ぶサボテンや多肉や他の植物と!!
わくわくしますね。お目当てが決まっていて、朝一で並んでたらわくわくより戦場へ赴く気持ちの方が強かったのかもしれませんが。

見て回るだけでも大変楽しかったです。
あとね、せり市ね!

せり市を割と近くで見てたんですが、せりの高揚感半端ないですね。
まぁ、若干いい加減だな…と感じたことはありましたが、まさに札束が飛び交っている場面を目撃できたのは良い体験だったと思います。
30万ポンポン出せるってすごいよね。しかも高額競りは大体同じ方々だったりするからとんでもない世界です。金額もそうですが、いくつも競り落としてそれらを一体どうやって持って帰るのだろうか。

そんなに高額ではない手が出せそうな品もありましたが、せりには参加しませんでした。でも臥牛錦はちょっと欲しかったです。そんなに持ち合わせなかったしね。

この時点で未だ何も購入していなかったのですが、せりを見て何か感じたのでしょうか、どうして植物が増えていくのでしょうか。

 

戦利品

ピクタ

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今回あっちこっちで見かけた気がします、ピクタ。
美しい形のピクタたちはどこもやはりなかなか手が出ない価格でしたが、この子はひっそりと他のところの何分の一かな、ぐらいだったのでお迎えしました。
そうは言っても同じところで立派なピクタも売られていましたけどね! 何倍かな!!
形が綺麗じゃないとか、模様がどうとか、将来性が…とかいろいろあるんでしょうが、私はこの子が好きよ。

万象 白俊

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万象が来てしまったぞぉおおおおお!!!!!
ピクタと同じところで目が合った(気がした)のです。はぁぁ…美しい。
並ぶ万象の中ではお値段抑え目な子に惹かれたら、仕方ない…。一番高い買い物だった。多分1万越えてたら諦めてた。いや普通に考えて安い買い物ではないんですけど。
でも不思議と後悔はしていません。

ルビーリング

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ピクタと白俊で鼻息荒く会計を済ませたら、「これも持っていかない?」と言われ、流石にここでこれ以上遣うのはためらうわ…と思い、「いやー、今日それほど持ち合わせなくて…すみません」と答えたら、「違う違う! これあげるって言ってるの!」

ピクタと万象買ったら指輪がついてきたでござる。

おじさん気前良すぎてびっくりです。一つ要因があるとしたら、同時期に美しいピクタを複数買うから値下げできませんか…の交渉をしているお兄さんが見事値下げに成功していたので、私にもなにかしらしていただけたのかもしれません。
お店の方も、ちょうどかち合ったお兄さんもありがとう!!

Resnova megaphylla

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「なんだこの葉っぱ、うわぁ…好き!」って感じで購入してきました。球根だって。
なんかね、うまく表現できないのですが、すごく引き付ける何かを持っていると思います。濃いピンクの花が咲くんですって。
うっすら産毛のようなものが生えててそれも素敵です。

大体の育て方も聞いてきたので、奇怪な葉といずれは花を愛でたいと思います。

Drimiopsis sp (Paris Dam)

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これも球根だそうで。
病気にでもかかっているような水玉の葉にグッときました。

上の方に種が出来かかっていて、熟したらはじけ飛ぶみたいです。種の採取方法もいくつか聞いて、コットンで包んでセロテープで留める方法ならすぐ出来るな、とやってみたんですが、手持ちの分厚いコットンをくくり付けると重さで茎が垂れ下がるのでやめました。この茎にコットンは重い。

 

総括

帰り道でも思ったけど、意外と植物が増えたなと思いました。
これを書きつつ、落ち着いて振り返ってもそう思います。

そして、財布の中身に余裕を持って行かなかったのは良かったです。
最初は、もうちょっと持ってくれば良かった! なんて思ってたけど、持ってなくて良かったよ!!

楽しくも怖さもあるビッグバザールでした。

サボタニ・ガステリア播種から八週間経った話

 

ごきげんよう

最近は隔週記録のあれ。

 

ガステリア属

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変わらず、1つのみ。
しかし、分かりづらいのですが、今まで葉が1つだったところが2つ目の葉が若干お目見えです。唯一の発芽、今のところしっかり生長が見られるのは大変喜ばしいことです。

 

サボタニミックス

今回もざっくり3分割。

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上部。
あまり変わらず。

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中部
あまり変わらず? こんなものだったかな。

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下部。
あまり変わらないが、相変わらず一つ大きな存在感。

 

さすがにそろそろ発芽に関しては打ち止めが否めないような気がします。
そうなるとそろそろ鉢上げを考えたいと思います。

 

さてさて、実生チャレンジ第2陣の記録作り忘れてたのですが、別に書くのもなぁ…といったところ。
播種から2週経って、一言で言い表すなら「発芽率は悪い」につきます。
まったく出ていない訳ではないけれど、悪いは悪い、といったことろ。そのうちまとめて書くかもしれません。写真の記録だけは撮ろうと思っています。

盆栽の葉刈りや剪定をした話

 

ごきげんよう

6月のお手入れをします。

 

ケヤキ

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だいぶ込み合っていますし、時期的にちょうど良いので葉刈りをします。
剪定ばさみなんて使わず、文字通り手でむしり取ります。ぶちぶちいきます。

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あらかたむしる。
ついでにちょっと剪定します。

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ああああ…猛烈に失敗した感!!!!
まぁ、これからに期待します。ここからまた伸びる(はずだ)し。

 

山モミジ

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縦撮りしないと入りきらない山モミジ。
こちらは針金を外して、ばっつり剪定しましょう。

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方向性は定まらないが、ワビサビ感は増した気がする…? そんな気になりたい。
針金の跡が痛々しいですね。思ってたより食い込んでいました。
山モミジは成長早いねぇ。

 

ベニシタン

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こっちはこっちで伸び放題な斑入りベニシタン。

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かなりすっきり。
ちょっと切り口が太目で気になったので、その部分にはトップジンMペーストを塗っておきました。

ベニシタンと山モミジの剪定した先はダメ元で挿し木にしてみようと思います。

とりあえず、3つともしばらくは日陰気味なところで養生。
無事に生き残りますように。

東京国際ミネラルフェアへ行ってきた話

 

ごきげんよう

石のイベントへ行ってきました。

 

第30回東京国際ミネラルフェア

行ってきたのは、昨日の日曜日。
開催期間は明日、火曜日までみたいですね。

お昼過ぎというか15時過ぎに着いたので、ピークは過ぎていたと思いますが、それでもなかなかの混雑っぷりでした。
いやはやしかし、こういうイベントって見てるだけでも楽しいんですよね。
別にそんなスピリチュアルに傾倒しているわけではないんですけどね。石イイよね!

戦利品

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ノジュール原石を割って水晶や三葉虫を取り出そう! っていう1回500円で出来るちょっとした体験型イベント感覚なやつ。写真ではあまり良く写っていませんがなかなかキラキラでいい感じです。こういうの好きよ。

ノジュールは好きなものを選べるからわくわくしますね。水晶1つに投資しましたが、三葉虫とかの化石もやっておけば良かったかなーと少しだけ後悔している。

 

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アンモナイト
一つは持っておきたいアンモナイト

アンモナイトからできるアンモライトもちょこちょこ見たけど、悠久の時を経たものって素敵よね。そしてアンモナイトはメジャーだし、お安いし、そりゃもう手にしておきたいよね。

 

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SPHALERITE CON FLUORITE

スファレライトにフローライトが同居しているやつ。
見にくいですが、真ん中の紫色の立方体のようなところがフローライトですね。
不純物が多くほぼ黒いスファレライトですが、この黒いギラギラ感好きです。

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傾けたり、光の加減で赤や黄色が見え隠れするのも素敵。
どうでも良いんですが、調べたらスファレライトの名前の由来? 語源? がギリシア語の嘘つき・裏切り者・あてにならない等の言葉らしくてちょっと中二を感じました。

 

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オパールだよ!
正確にはオニキスの台座にオパールを乗せ加工を施したもの。
これは一目惚れに近い感じだったんですが、個人的には原石原石したものの方が好きなのでどうしようかと迷い、何度かここのお店を訪問しました。
そしたらなんかね、終わりの時間も近いのもあって結構な値引きをして頂きました。
ありがたいですね、感謝ですね。本当に良かったんだろうか。とても綺麗です。好き。

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ルチルクォーツ。
これも上記のオパールを購入したところで買ったものです。

透明度高い! 針も太目!

一番好きだと思ったものは流石に手が出ないお値段だったんですが、これも素敵。
大事にしよう。

 

東京国際ミネラルフェアでは、恐竜の展示もしてたりして、非常に楽しかったです。
恐竜の大腿骨を触るとかなかなかできないですし。

この手のイベントはこれからもいくつかありますが、次に行くなら、12月の東京ミネラルショーに行きたいですね。都合つけて行きたい!

サボタニ・ガステリア播種から六週間経った話

 

ごきげんよう

意外とまだ見込める?

 

ガステリア属

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変わりなく、1つだけ。

そろそろ見切りをつける頃だろうか、いや、もう少し可能性はあるのかもしれないし…。
それでも1つはこれからの可能性があるだけ嬉しいです。
ここから急にダメになる可能性もあるからどうしたもんかね、難しいね。
しかし、昨日臥牛の子吹きも発見したので、過度な期待をかけずにすみそうなのが幸いと言えばそうかもしれません。
いや、他に芽が出るなら出てほしいのだけれども!!

 

サボタニミックス

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今回もざっくり三分割で撮影。

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↑上

ひと月半でもまだ発芽するのは心強いですね。
まだ可能性はあるのか…も……??

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↑中

相変わらずの不毛地帯っぷり。
とはいえ、2週間前よりはちょっと増えてるから種子のポテンシャルは分からない。

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↑下

一番発芽している下部。
大きいものはそろそろ鉢上げも考えた方がいいのかもしれません。
全体的にサボテンが多そう…かな?

 

残りの種子を播く

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冷蔵庫で保管していた残りの種を播きます。
専用冷蔵庫なんてものがあるはずもなく、他の飲食品と共に入っていたこの種子は果たして発芽するのだろうか。

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今回は今までの反省を生かして、時期も、土の量も改善したつもりです。
しかし、器の正体は使用済み(洗浄&熱湯漬けはした)のカップ麺の空き容器です。
土は前回同様、ベンレート液をしみこませました。残ったベンレートはこれまた前回同様、盆栽の消毒へ使用。

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この時期はもうラップ等による湿度アップは必要ないかもしれませんが、一応ね。

果たして第2陣、発芽するのかしないのか。
これも長い目で見ていきたいですね。まずは梅雨が最初の関門かしら。