割れたビアグラスを継いでもらった話
半年以上放置の末に。
波佐見焼のビアグラス
だいぶ前に真っ二つにしてしまったビアグラスです。
↑これを、先月ようやく修理に出しまして、今日引き取ってきました。
修理完了はもう少し前だったんですが、あれよあれよと年末になってしまいましたね。
新生ビアグラス
デデーン!!
最初は何も考えずに、金継ぎしてもらおうと思っていたのですが、
お店で話をしたり、見本を見せてもらった結果、金継ぎではなく銀継ぎすることにしました。
青には銀の方が似合うし、銀は使い込むと黒っぽくなるそうなんですが、それがまたいい味わいが出るみたいでね。そこに期待も込め、銀継ぎです。
写真だとあんまり銀に見えないような気もするけど、金ではなく銀です。
内側は元々黒いので、色を合わせて黒く漆にしてもらいました。
うっすら見えるだろうか…。
そして、引き取りと確認の際、このグラスの釉薬がだいぶ弱い(?)ものだったらしく、「一体どんな釉薬つかったんでしょうか…」と軽くdisられたのが少し面白かったです。
ビアグラスのこれから
修理するのに元のグラス代の倍以上したけど、お気に入りだったので継いで良かったです。大事にしないとね!!
もう使っても大丈夫みたいですが、より良く使いたいのでしばらくは保管します。
使う日はどうしようかなぁ。少しでも良い時に使い始めたいですね。
そして、決して元に戻った訳ではないことも肝に銘じておきたいところです。